最初は、速水もこみちが演じたドラマ「東京タワーオカンとボクと、時々、オトン」に感動されたるから、このドラマが好きになった。
それは去年の夏休みのことだった。結局を何回も見ても泣いてたまらないほど悲しさを感じた。やはり、マー君の話が少し僕に似てると思うんだ。
実家に離れて知らぬ都市で進学し、貧乏な生活あっても家に知らせずにそのままで暮らして、そして、一番親しい人も癌で亡くなったんだ。
やはり、親子の関係を描くドラマが一番泣かれやすいものだ。
ドラマの「東京タワー」がスキだから、原文の「東京タワー(リリー.フランキー著)」を購入した。
最近、テレビで東京タワーを放送し始めそうだね。
そして、自分の実力の試みとして、中国語に翻訳してみたいんだ。一番好きなドラマの原文を翻訳し、さらに他の人に紹介したいんだ。
どこかまで諦めるかもしれないけど、やってみようと思う。よろしく。
I
08 4/29 1:48 始
それは丸で、独楽の芯のようにきっちりと、ど真ん中に突き刺さっている。
東京の中心に。日本の中心に。ボクらの憧れの中心に。
きれいに遠心力が伝わるよう、測った場所から伸びている。
時々、暇を持て余した神様が空から手を垂らして、それをゼンマイのネジのようにぐるぐる回す。
外灯に集まる蚋みたく、ボクらはやって来た。見たこともない明かりを求めて、それに吸い寄せられた。故郷から列車に揺られて、心揺られて、引き寄せられた。
弾き飛ばされる者。吸い込まれる者。放り出される者。目の回る者。誰の力も及ばす、ただ、その力の向かう方角に引っ張られ、いずれかの運命を待つばかりだ。
ちぎれるほど悲しいことも腹がねじれるほどに悔しいことも、すべてのわけの分からないことも抗うことはできず、回り続ける。
ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる。
そして、ボクらは燃き尽くされる。引きずり込まれては叩き出される。
ボロボロに成る。
那就好像是陀螺的蕊一樣,恰好突刺在正中央。刺在東京的中心。刺在日本的中心。刺在我們憧憬的中心。
完美地傳遞離心力般,向測量的場所延伸去。
有時候,閒暇沒事的上帝從天空伸出手來,
把它當成發條的螺栓,咕嚕咕嚕地扭轉起來。而我們像是聚集在街燈的飛蛾一樣,也聚集到這兒來。
尋求從未見過的亮光,然後被吸引靠近。
從故鄉開始,被火車搖動,心被搖動,被吸引過來。被彈飛的人。被捲入的人。被丟出的人。目不轉睛的人。
誰也沒辦法使力,只能被那力量的方向牽引著,
等待有一天命運的降臨。像被撕成碎片般那樣難過的事、
擰著肚子般那樣後悔的事、
或是完全不懂道理所在的事,這些全都無法去抵抗,
我們只能繼續跟著旋轉。咕嚕咕嚕咕嚕咕嚕,咕嚕咕嚕咕嚕咕嚕。
然後,我們也被燃燒殆盡。被吸進來又被拉了出去。
咚咚隆隆地滾落。
ps.翻不太好請指教(笑)
五月にある人は言った。それを眺めながら、淋しそうだと言った。
ただ、ポツンと昼を彩り、夜を照らし、その姿が淋しそうだと言った。
ボクはそれを聞いて、だからこそ憧れるのだと思った。この空っぽの都ですっくりと背を伸ばし、凛と輝き続ける佇いに強さと美しさを感じるのだと思った。流され、群れ、馴れ合い、裏切りながら騙しやり過ごしてボクらは、その孤独である美しさに心惹かれるのだと思う。
淋しさに耐えられず、回され続けるボクらは、それに憧れるのだと。
そして、人人はその場所を目指した。生まれた場所に背を向けて、そうなれる何かを見付ける為に東京へやって来る。
この話は、かつて、それを目指すために上京し、弾き飛ばされ故郷に戻って行ったボクの父親と、同じようにやって来て、帰る場所を失してしまったボクと、そして、一度もそんな幻想を抱いたこともなかったのに東京に連れて来られて、戻ることも、帰ることもできず、東京タワーの麓で眠りについた、ボクの母親の小さな話です。
ある日、ボクたちは、その東京タワーの見える小さな部屋で、三人揃って、ぐっすりと眠った。
幼児の頃の記憶。多くの人はその頃のことを、ほとんど憶えていないという。しかし、ボクにはいくつかのことがずっと残っている。それが、あやふやでもなく、朧げでもない。はっきりとその時の空気の匂い、思っていたこと、小さな風景まで、今でも記憶の中に鮮明に残っている。
それは、多分、ボクは人よりも憶えるべきことが少ないからだと思う。
三歳までの記憶。ボクとオカンとオトン。その三人の家族が、ひとつの家で一緒に暮らしていた時の記憶。
家族で暮らした三年間が、それ以上、上書きされることがなかったから、ボクはその少ないエピソードを記憶し続けることができているのだと思う。
- Apr 29 Tue 2008 01:48
東京鐵塔。[東京タワー オカンとボクと、時々、オトン]
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